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GoCardless

GoCardless shifts from reactive maintenance to strategic innovation

銀行口座からの直接決済分野におけるグローバルリーダーであるGoCardlessは、85,000社以上の企業に対してシームレスな決済を実現しています。急成長を続けるフィンテック企業であり、分散型のワークフォースを持つGoCardlessは、自社のプラットフォームと同様に効率的で安全かつモダンなデバイス管理ソリューションを必要としていました。

課題: 巨大で扱いにくいMDMが成長を阻害

GoCardlessは、「ゴールドスタンダード」とされるデバイス管理ソリューションに課題を抱えていましたが、その実態は複雑で信頼性に欠け、リソース負荷の高いものでした。サードパーティによって運用されていたこのシステムは、問題を解決するどころか新たな問題を生み出し、業務上の大きな摩擦やセキュリティ上の懸念を引き起こしていました。

デバイス管理だけで、ほぼフルタイムのエンジニア1人分に相当する工数を費やしていました。

Marc Littlefair
GoCardless、IT部門責任者

チームが直面していた主な課題は以下のとおりです:

  • オンボーディングの著しい遅延:デバイス登録に通常1時間以上かかり、しかも頻繁に失敗して初期化からやり直しになる状況でした。新入社員にとって「初日」からストレスの大きい体験となっていました。

  • ソフトウェアアップデートの不安定さ:アプリの配布が安定せず、OSやアプリの重要な自動アップデートも予告なく失敗することがありました。その結果、デバイス群は脆弱な状態に置かれ、フィンテック業界で求められる厳格なコンプライアンスの維持が「はるかに困難」になっていました。

  • 重要なコントロールへの信頼不足:リモートワイプなどの重要な操作の信頼性が低く、ITチームにとって運用上の不安要因となっていました。

  • 業務の停滞:ITエンジニアリングチームは手作業やサードパーティベンダーとの煩雑なやり取りに追われ、戦略的なプロジェクトに集中できない状況でした。単純な対応でも実装までに1週間かかることがありました。

転機:Iruによる効率性と一貫性の実現

より良いソリューションの必要性を認識したGoCardlessは、ワークプレイステクノロジー分野で信頼を置くITパートナーであるRemitechに相談しました。

Remitechのチームは、すぐに製品を提案するのではなく、まずGoCardlessが抱える具体的な課題——業務負荷の増大、コンプライアンスリスク、そしてユーザ体験の低さ——を深く理解することに時間をかけました。

これらの課題を十分に整理・把握した上で、初めてIruを解決策として提案しました。わずか1回のデモを経て、進むべき方向性は明確になりました。

非常に感銘を受けました。すぐに「これは必要だ」と思いました。多くの質問をすることができ、RemitechのJackさんとIruのRyanさんが非常に分かりやすく説明してくれました。ユーザの操作を必要とせずにソフトウェアアップデートを自動で強制適用できる点が、私たちにとって大きなポイントでした。導入は迷う余地のない判断でした。

Laura Lorca
GoCardless、ITエンジニア

Iruの導入により、GoCardlessのITチームは自社の運用目標に合致したソリューションを実現しました:

  • ゼロタッチ展開: 新しいデバイスの登録とセキュリティ設定を自動化し、数分で業務利用が可能に。
  • 自動パッチ管理: アプリおよびOSは常に最新の状態を維持し、ユーザ操作不要で完全自動アップデートを実現。
  • エラー削減とセキュリティ強化: プラットフォームへの信頼性が向上し、継続的な監視の必要性を大幅に削減。
  • Self Serviceアプリ:従業員にアプリや設定手順を提供することでサポート対応を削減し、セットアップ時間を数時間から30分未満へ短縮。
  • Okta連携Oktaとの連携強化により、ユーザグループに基づいてデバイスごとにアプリや設定を適用可能に。これにより、柔軟性を維持しつつアーキテクチャをシンプル化。
Iruでそれがボタンを2〜3回押すだけで実現できた点が非常に印象的でした。これまでLauraが調査に丸々1週間費やしていた作業が、数回ボタンを押すだけで、わずか5分で完了するようになりました。

Marc Littlefair
GoCardless、IT部門責任者

戦略的な展開: 900台のデバイスをスムーズに移行

900台のデバイスの移行はわずか数週間で完了しました。これはIruの高い効率性とRemitechチームの専門的な支援の成果であると同時に、何よりもGoCardlessのITエンジニアであるLauraによる革新的なアプローチの賜物です。

ユーザー中心の移行戦略

一斉展開を強行するのではなく、Lauraは従業員の利便性を最優先に考えた移行戦略を策定しました。予約システムを活用し、柔軟な対応を実現しています: 

  • Google Formsによる予約システム:3週間にわたり9つの時間枠を用意し、従業員が自身の都合に合わせて移行時間を選択できる仕組みを提供。
  • Zoomでのライブサポート:各移行セッション中にリアルタイムでサポートを提供し、質問や問題に即座に対応可能に。
  • 週3枠のみの対応:移行対応を週3つの時間枠に限定することで、通常業務への影響を最小限に抑制。

900名すべての移行を3週間で完了しました。実施したのは木曜の夕方、金曜日、そして月曜の午前中のみです。毎週その限られた時間枠だけで対応したため、業務への影響を最小限に抑えることができました。

Laura Lorca
GoCardless, ITエンジニア

手順はシンプルでした。従業員は選択した時間にスケジュールされたZoomミーティングに参加し、ITチームのライブサポートを受けながら移行を実行。その後、Oktaに再度サインインして認証設定を完了し、すべてのアプリケーションや設定を維持したまま、通常どおり業務を継続できました。

エンドユーザにとって移行は非常にスムーズで、所要時間は約3分でした。Iruはフルスクリーンを強制しないため、ユーザは登録作業を行いながらそのまま業務を継続することができました。

Laura Lorca
GoCardless, ITエンジニア

成果: 思考の余裕を取り戻し、「非常に大きなROI」を実現

Remitechとの連携およびIruの導入により、GoCardlessはリアクティブな運用から戦略的なITへと大きく飛躍しました。

その成果は非常に大きなものでした:

  • フルタイムエンジニア相当の工数を回収:手作業によるMDM運用が不要となり、フルタイムエンジニア1名分に相当するリソースを確保。その時間を高付加価値のプロジェクトに充てられるようになりました。
  • デバイス登録を83%高速化:オンボーディング時間が60分以上からわずか10分へと短縮され、新入社員の早期戦力化を実現。
  • セキュリティとコンプライアンスの強化:信頼性の高い自動パッチ適用とリモートコマンドにより、厳格なセキュリティおよびコンプライアンス基準の維持が容易に。
  • 戦略的ITへの集中:時間の余裕(“headspace”)が生まれたことで、これまで手が回らなかった脆弱性管理などの戦略的施策に取り組めるようになりました。
これまでよりも、物事についてしっかり考えるための時間を確保できるようになりました。MDMを気にする必要がなくなったことで、考える余裕が生まれています。

Marc Littlefair
GoCardless、IT部門責任者

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